2016年3月31日木曜日

セキを整備する。(その2)

まずセキ3000から整備することにしました。


3台の河合のセキはいろいろな方法で車高下げを試していたので形を整えただけOKでした。

仮組みして無改造の河合のセキと比べてみました。(右が無改造)だいぶ車高が下がっているのが判ると思います。


KATOのセキと比べてもこんな感じです。
この高さであればKATOと並べても不自然ではないと思います。


早速、塗装しました。


こんな感じになりました。


裏返すと高さ調整の方法は三車三様です。。

一台はセンターのチューブ状の部分を残したまま周りを削ったもの。

もう一台はチューブ状の部分を残したまま削るのは面倒なので、平らに削った後からプラパイプでチューブ状の部分を作り直したもの。

そして一番手前の一台はチューブ状の部分も全部削り取ってしまったものです。
これはどうするかと言うと。。


台車の方を改造しています。
台車の穴を1mm厚のブラックプラバンで塞ぎ(丁度いい大きさのパンチがあったのでプラバンをパンチで抜いて瞬間接着剤で接着しました。)


2mm径+α の穴を開けてあります。(右側)


これを2mm径のネジで止めるとこんな感じ。。

最後にこの方法に辿り着きました。この方法が一番手間が少ない様に思います。
まだ、無改造の河合のセキが5台あるので、今後はこの方法で改造するつもり。


セキ3000候補はもう一台ありまして。。
これがいちばん面倒でした。

KATOのセキ3000の妻板部を三角形に抜いてセキ1000にしようとしたものです。もちろん今更これをセキ1000に改造してもしょうがないので三角形をプラバンで埋めて平らにしました。

電化対応前の状態を再現します。資料を見ながらそれらしく作り直しました。
プレーキハンドルはセキ1000のあまり部品を利用しました。


開閉ギアのハンドルはL字に曲げた真鍮線の横に割りピンを半田付けして作りました。


取り付けるとこんな感じになります。
KATOの加工も終わったので塗装したいと思います。。

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2016年3月25日金曜日

セキを整備する。

この頃、貨車を整備しています。
昔のTOMIXや河合の貨車を改良(改悪??)して使おうと思い数年前に買いこんで置いたのですが、手間が掛かるのでやらず仕舞い。。


と言うか途中までやって放置。
そう、僕はどんどんジャンクを作りだしてしまう体質なのです。

モデルアイコンのセキ1000もあのままだし何とかしなければ。。
時の流れは速く手をこまねいている内に、もはや市場からセキ1000も消えかかっています。

今更ですが再現しようとしている世界はもはや40年も50年も前に消え去ってしまった世界。
焦ることはありません。


やろうと思っているのはヨンサントウ前の北海道のセキです。
ヨンサントウ後の北海道であればKATOのセキ3000セットを買ってきて(これももうほとんど売って無いけど。)ウェザリングでも施せばいいのだけど、前の状態はむしろTOMIXや河合の古いセキが良いのです。


とはいえ、TOMIXや河合のセキは車高は高いし、ブレーキハンドルなども飛び出していて変な感じ。


そこで床下の台車取り付け部を削っていろいろ試していたのですがジャンクを量産する結果に。。


なんとか形にしないことには勿体ない。(モッタイナイお化けが出ちゃうよ!)
河合のセキが3台。KATOのセキが1台。 これは全部セキ3000にするつもり。


モデルアイコンのセキ1000と河合改造のセキ。 こちらはセキ1000にするつもり。
モデルアイコンの台車キットも手に入れているのでセキ1000はもう一台ぐらい増やすと思います。とにかく完成させるつもり。。


河合のセキの開閉ギアのカバーは上下に間伸びしていて変なのでカットしました。
左が原形です。中央がニッパーでカットした状態。右が丸めて整形した状態です。


上部のブレーキハンドルは飛び出し過ぎなのでバリを取り、軸を短くして付け直しました。


開閉機のハンドルも長すぎるので切り取り、低い位置に0.35mm真鍮線を挿して作り直しました。
後は車高下げです。とにかく輌数が多いので時間が掛かります。。

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2016年3月15日火曜日

タキ3000初期形(その4) 出来ました!

まず、ステップを塗装しました。


表記はデカールにするつもりなので、事前にエナメル塗料で汚しを入れました。


タンク体の上やデッキ上を主体に軽く汚しました。違いが分るでしょうか??


軽めのウェザリングなので余り解らないかもしれません。。


ナンバーは3052にしました。
調べていると昭和54年版私有貨車所有者別番号・常備駅一覧表というものが載っている本(トワイライトゾーン・マニュアル10)があることが分かったので古本屋で手に入れてきました。(世の中なんでも出ているものなのですね~~!こんな本が出ていたことにびっくりしました。)

昭和54年と言えば化成品分類番号が始まった年です。と言うことは完全ではないにしてもこれを視れば化成品分類番号表記以前も以後もおおよそ解ることになります。(あくまでも昭和54年に近い年です。)

これを視ると3050~3054の間の車輌は日本石油に3輌残っています。ネットで見た画像は3050汐見町常備なのですが関東地方のものにしたかったので根岸駅常備になっている3052にしました。


デカールはKATOのタキ3000の表記をスキャンして修正して作りました。
いつもどおりMDプリンターで印刷したものです。
一応、常備駅も根岸駅にしたのですが潰れていてあまり分かりませんねぇ~~!?まあ、雰囲気重視です。


石油会社のマークと社名表記は、本物も後から板状のものを貼りつけているのでシールの方が良いと判断しました。
路面電車の看板などと同じように600dpiのデーターを表面が光沢仕上げのシール用紙に印刷しました。(インクジェットです。)


上手く切り取るのが難しいのですが一発必達の意識で集中して切りました。3枚作って2枚使えました。


こんな感じ! 後は艶消しのトップコートを噴いて、台車を取り付けて。。


できました~~!


気楽な気持ちで始めたのですが、予想以上に面倒臭かったです。


TR41は車輪がよく見えるのでスポーク車輪にしました。


横梁の無い初期型なのでより車輪回りが見えやすく効果的だと思います。
これだけでクラッシックな雰囲気がでます。


KATOのタキ3000と並べてみました。
ジャンクから再生出来て良かったです!

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2016年3月10日木曜日

タキ3000初期形(その3) ディティールアップ!

相変わらずとっ散らかっています。。


この頃、貨車熱が再燃しておりまして。。 ふるいカワイの整備を始めたり、こんな外国製を手に入れたりいろいろしているのですがどれも中途半端で報告できません!!


そんなことより、、とにかくタキ3000を仕上げねば!!
修正途中で削り取ってしまったタンク体横の手摺りを追加します。
ドリルで穴を開けて、


0.2mm真鍮線を挿しました。


こんな感じ。
初期型(3050~54)なのでブレーキの反対側には解放テコしか付けません。


ブレーキ側はこんな感じにしました。本当はもうちょっと複雑な形状の可能性が高いのですが、、資料も少なくよく解らないので雰囲気です。。

プレーキはKATOのASSY「ヨ5000 ブレーキハンドル」です。手摺りは洋白線0.4mmを曲げてつくりました。


梯子パーツを接着。 梯子パーツはペアハンのジャンク祭りで手に入れたもの。(だと思う?)


もぎ取ってしまった表示板も所定の位置に貼りつけました。


全体はこんな感じです。
付けたいパーツは全部付けたので、早速塗装をすることに。。


台車も軽く塗装しました。


本体は洗浄後、金属部分にプライマーを塗ってサーフェイサー。


その後、NATOブラックを噴きました。
こんな感じになりました。(いい感じ!?)


反対側はこんなです。
あとは仕上げで~~す!!

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