2016年1月28日木曜日

ジャンク遊び。

背負い込まなくても良い厄介物を あえて背負い込み苦労する話。。

普段は通らない少し離れたところに行く機会がありました。
帰りがけにリサイクルショップを発見!何の気なしにジャンクを漁るとエンドウの9600を発見。。
これ登場がナント1980年。今から30数年前のNゲージで初の9600です。
実は私、登場時に悩んだ末に購入しております。自分が購入した中では初の金属製の模型です。
当時1万4,800円、高価な価格にかなり思い切った記憶があります。

リサイクル品のプライスは700円+税!! ジャンクとも書いていない!? ただしケースはすれて相当クモッテいますしラップみたいなものでぐるぐるに巻かれているので中は確認できません。
「今時もっとスケールに近い96はあるし、価値は無いのかなぁ~~!?」
「でも700円って安過ぎない? 金属製のモデルだぞ~。。」
はい!買っちゃいました。。


家に帰って開けてみると以外に綺麗!。。  って訳はないかぁ~~!!


まずキャブ屋根の角が曲がっています。。(落としたのでしょうか?)


つぎにテンダーの角も「ぐにゃり」と。。 半田も外れて隙間が開いています。。


ボイラーの中からはバラバラとウエイトの欠けらが転げ落ちてきました。。


クロスヘッドの下が外れています!! あちゃ~こりゃ致命的!
ピンでは無くて金属の帯を広げるような独特な方法で止めてあります。
非公式側のみ、その金属が割れてもげてしまっています。


テンダーのボディを外すと変なふくらみが。。


反対側もご同様に!!んn~~n こりゃ連続走行させ過ぎて熱でウェイトが溶けたな!!
モーターも死んでいるかも??
どおりでテンダーの端が開いている訳です。。


駄目だ!!やっぱり、こりゃ相当なジャンクだ!!


とは言えこれ以上悪くなることも無いので、気兼ねなく触れます。。ラジペンとピンセットでぐりぐり。
少し形状を復元。


テンダーの曲がりも修正! これならあまり目立たないのでは??


一番厄介なのはここかも!?
とりあえずクロスヘッド下にドリルで0.4mmぐらいの穴を開けました。


何かピンはないかパーツ箱を探してみるとKATOのクランクピンと言う部品が出てきました。。が!これ太すぎてリンクの穴に入りません!!
何か使えるものは無いかなぁ~~。。


見つけたのはこれ。銀河の信号炎管。。


これならだいぶ細いです。不要な部分は切って削ってしまえば良いのでは!?


やってみました!! 上手くいきました~~。
ピンの先には少量の瞬間接着剤を付けて止めてあります。

この時点で試走しました。
このモデル集電は本体、モーターはテンダーなのでテンダーのみでは走りません!!
ちゃんと本体とテンダーをルーバーで繋いで試走させないと走りません。。
走りました!!

 
焼けているのでは無いかと思ったモーターも大丈夫の様です。
そうとなれば!!
ウエイトの不細工なふくらみはヤスリで削り取って平らにしました。
 

反対側も。。

なんとか、復活させる目処が立ってきました。


これ前オーナーがパイピングなどを付け足して細密化してあるようです。
この辺も外れているのでなんとか上手く直したいところ。。


古いながらも結構、カッコいいです。
あまり神経質にならずに。。雰囲気重視で。。気楽にディティールアップをして蘇えらせようと思います。

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