2015年7月18日土曜日

横浜市電500形の再生!(その1)

いやぁ~~っ!! 暑いですね~。
暑いと模型作りはまったく進みませんねぇ~。

そこで少し前から進めていた横浜市電500形の再生をアップしたいと思います。


以前にも写真をのせたことのあるこの模型! ペアーハンズのキットを組んだものです。
一見完成しているように見えますが。。(ビューゲルを外しているので完成しているように見えない!)


実はこんなです。 
2010年頃、この状態まで作ったところでその後、長期放置です。
何をやりたかったかと言うと500形の低床、小車輪を表現したかったのです。それで本来の動力は使わずキャラメルNの動力を軸間延長、車輪をペアハンの小径車輪に交換してあります。


台車枠(レリーフ)もキャラメルN 静岡鉄道デワ1タイプに付属していたものの軸間を広げました。
これではうまく走らないのか??と言うとそんなことは無く、ちゃんと走ります。
しかしながら床板が無かったり、車軸がぐらぐらしていたりするので「いつか綺麗に再生したいなぁ!?」と思っていたのです。

今回再生を思い立ったのは、トーマさんのころころ動力対応 横浜市電500形タイプのせいです。
軸間12mmの動力に合わせ、車体をショーティにしたタイプ車なのですが、3Dプリンタのボディやころころ動力の為かとても上手に500形の低床具合が表現されています。とても気に入ったのですが、購入しなかったのは以前からの作りかけをほって置いたまま似たようなモデルを購入することに不合理(罪悪感?)を感じた為にほかなりません。

以前から500形はペアハンやワールドから出ていましたがどちらも似たようなエッチング製の金属ボディの為か低床具合はあまり上手く表現されていません。金属製のボディだとショートの可能性がある為かと思われます。(個人でヤル分にはOK!でもメーカーはPL法だとかいろいろなしがらみがあるのでは?)


始めは「はこてつ」の動力ユニットを使おうと思っていました。

近頃、低価格のお手軽動力が沢山出てきたので、再びNやNナローの小型車両への欲求が高まって来ました。トーマの「ころころ動力」、ワールドの「プラシリーズ」、トミーテックの「はこてつ」動力。。
極めつけは鉄コレ10周年記念の秋田中央交通軌道線セットの発表です。軸間16mmの動力ユニットは「はこてつ」動力と類似のものを想像させますが、いいのは型名です。TM-TR02は鉄道コレクションの路面電車用動力の2番目という意味ですから、その後の二軸路面電車系の製品の発表も想像させます。
鉄コレ10周年記念製品第1弾!という名称も第2弾、第3弾もあるのではないか??と期待が膨らみます。
ワールドの秋田中央のキット、持っているのだけどどうしましょう?ちょうど少し前に「はこてつ」動力でも入れて組み立てようか?なんて思っていたのです。無駄にしないように組み上げて鉄コレを迎え撃つか??面倒なので死に在庫にして鉄コレを待つか。。んn~~~~~。


いろいろ考えた末に選んだ動力はこれ!! だいぶ前に発売されたワールドの軸間16mmの動力ユニット。 これを使うならもっと前から出来ただろうと言われそうです!


始めは動力上部に床板を設置しようと考えたのですが。。


床板が窓の直ぐ下まで来てしまうことや、固定方法に悩んで廃止。


次に考えたのがこれ! 動力の側面、上方にあるスロットにプラ棒を引っかけて左右から挟みこみ、床板にネジ止めして止めるというもの。


上から見るとこんな感じ。。なんか上手くいきそう!?


台車枠(レリーフ)は相変わらず「キャラメルN 静岡鉄道デワ1タイプ」の利用を考えています。
台車レリーフがかなり小さい為に低床を表現しやすいからです。

切りつないで軸間を約16mmにします。
(RM LIBRARY 横浜市電(上)(下)によると製造当初は軸距2591mm、ところが戦後再生した状態では軸距2134mmに変更されたようです。市電保存館に保存されている車輌も2134mmの様なので本来は軸距14mmにするのが正しいようなのですが、、模型的に16mmぐらいにして置いた方が低床な感じを表現しやすいと考えています。模型的アレンジです。)


「おゆまる」でかたどり。。(あまりよく分からない写真ですが。)


型にダイソーのエポキシ接着剤を入れて固めます。(これも透き通っていてよく分かりませんが。。)


塗装するとこんな感じ。

さてさて、途中で放り出さずに完成させることが出来るでしょうか!?(ちょっと不安ではあります。)

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