2014年9月27日土曜日

Baldwin 9号機(その2) あと、少し。。

このキットは明治村の9号機の状態を再現しているので、意匠が少々古めかしいです。
僕がいかに古いものが好きだと言っても明治時代の鉄道を再現したい訳ではありませんし、そのまま組めば、見た人は「明治村の保存鉄道を作った模型」と思うでしょう。

僕の好みでは、昭和20年代末~昭和30年代のローカル私鉄や専用線が似合う様な感じに仕上げたいのです。
たとえば「東野にピッツバーグの代わりにもしこれがいたら??」とか「茨城交通湊線には3号以外にも一回り小さいボールドウィンがいる!」んだとか!?そんな空想に出てくるような感じにしたいのです。
それでいろんな鉄道本をひっくり返し、ネット情報を検索しどんな感じが似合うのか考えます。。
どうも、僕の模型作りではこの資料集めに大きな時間を盗られている様です。

でも折角、作るのならば自分好みにしたいのです。


それで、ドームの上に安全弁を付けるのは止めて、ドーム上部の凹みを埋めることに。。
ホワイトメタルの屑をちょうどいい大きさに削って接着しました。


削ってドーム上部を滑らかにしました。


安全弁は砂箱とドームの間に設置しました。
ロストワックスの屑を削り出して汽笛の様なものを作ってドーム脇に設置しました。

この配置は日本鋼管 鶴見製鉄所時代を参考にさせていただきました。
流石に昭和30年代で汽笛無しでベルのみって言う訳にもいかないですし、この機関車第一砂箱とドームの間が開いているので安全弁をドーム上に設置してしまうと間が抜けているんですよねぇ~~!(間が抜けているって言葉通りですね!!)


「開いているドーム間に発電機を設置して大型のヘッドライトを付ける」って案もあったんですが30年代私鉄って結構ヘッドライトが付いていないものが多かったり、バッテリーで点けている様な貧弱な小さいライトのものが多かったりするんですよね~。

1/150では表現不可能な極小ライトを付ける訳にもいかないので、手持ちの中の一番小さい秘蔵品を付けることにしました。(今では入手不可能な新貨車のパーツです。)


後ろのライトは取り付け位置を変えました。 
炭庫には石炭も入れました。 大昔のC62の石炭を帯状に切ってはめ込みました。


ナンバープレートとメーカーズプレートは塗装後に貼り付けるべきなのですが、僕は失敗してしまうことが多いので塗装前に貼りつけました。

煙室横から斜めに伸びているブレースは0.4mm洋白線をボイラー側に接着しました。


前後のカプラーはZ用を使うつもり。。


長さが短いのが無いので無理くりカットしてネジ止めしてあります。
自動連結器にバッファーは変なので、バッファー穴はプラ棒で埋めました。

 
塗装をして、下周りだけ先に完成。
 
 
試運転! 快調に走ります。。 はじめ、、ロッドが外れやすく少し締めた以外は調整知らずです。
 
 
プライマー後、軽くサーフェイサーを噴きました。
安全弁はプライマー後、先にエナメルのクリヤーイエローを塗ってマスキングしてあります。
汽笛も後から塗装を剥がすのは面倒なのでマスキングしました。
 
 
塗りました。 塗色はタミヤのNATOブラックです。
後は仕上げだけです。。 ここまで一週間以上掛かっていますが、私としてはかなり早い方です。
 
ところで、明日は一年に一回だけの軽便鉄道模型祭ですねぇ~~!!とっても楽しみです!!
 
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